アレルギー反応は免疫が原因。時には痕が残ることもあるので要注意。

化粧品をつけてかゆみや赤み、腫れが生じるのは、免疫反応が起こるからです。
ここでは、化粧品と免疫反応の関係を分かりやすく説明していきます。

免疫反応が化粧品アレルギーを起こす不思議
化粧品を使って、赤くなったり、かゆみを感じたりするのは、私たちが持つ「免疫」が反応していることにあります。免疫は「疫=病気」から「免=免れる」ための機能で、私たちが病気にならないために重要な役割を果たす生理機能です。皮膚は外部からの刺激や攻撃から保護する役割があり、防御機能にも長けている臓器です。この防御機能のひとつとして化粧品を異物と判断してしまうことがあるのです。これは化粧品アレルギーに限らず、すべてのアレルギーに共通しています。

免疫が何に対して反応するのかは、体内にどういった「抗体」を持っているかによるため、個人差が大きくなります。ちなみに、抗体が反応するアレルギー原因物質を「抗原」と言います。

抗体は特定の抗原に対して反応するので、「何にでも反応する」ことはありません。ですが、アレルギー反応は24~48時間後に症状がでるものや、繰り返し使用することで抗体をつくるものもあるため、抗原を特定できないことが多くあります。

– 赤みと腫れは、典型的な免疫反応
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では、赤みや腫れといった症状が、どのような理由で表れるのかを説明しましょう。

抗体にとってアレルギー物質は「有害なもの」です。多くの人にそれが無害なものかどうかは関係ありません。その人の抗体が悪だと判断すれば攻撃を開始し、排除しようとします。

具体的には、アレルギー物質が肌につくことで自分が持っている抗体が反応し防衛機能を働かせます。すると、その場所の血液の流れを活発にし、毛細血管を通じて有害物質を末梢組織から運びさろうとします。この時の毛細血管の拡張が赤みの理由です。

血液量が多くなると、同時にリンパ液も増加します。すると、アレルギー反応を起こしている場所の水分量が多くなります。パンパンになって腫れたようになるのはこのためです。

– 時にはアレルギー反応が爪痕を残してしまうことも
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アレルギー反応は、それ自体もやっかいなものですが、時にはそれが瘢痕となって肌に残ってしまうこともあります。

免疫反応によって増えた血液は毛細血管で抱えきれなくなり、水分や血液成分が細胞間ににじみでてきます。通常は、このにじみ出た成分は時間とともに毛細血管を通して老廃物と共に運ばれ、皮膚は再生されて元の状態に戻ります。アレルギー反応で腫れても、しばらくすると腫れが引くのはこのためです。

ところがこの成分が何らかの理由で、老廃物とともに運ばれて行かず、お肌の状態が十分に戻りきらないことがあります。これは肌が損傷をうけてしまったり、回復機能が十分に働かなかったりすることが原因で起こります。こうなると、にじみ出た成分の一部が残骸として肌の内部に残り、瘢痕(はんこん)となります。

アレルギーは抗原の量が多いから激しい反応をするといったものではなく、例え少量でも反応は起こります。アレルギー反応を避けるためには、原因となる物質を避けることも対策のひとつです。自分の肌が敏感だと感じる人は検査を受け、アレルギーの原因となる物質が何なのか知っておくことも大切です。

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